わんわん電鉄

好きな音楽は、鉄道の路線網のように広がっていくものだと思う

「マイラバ」と人生の循環

こんにちは。わんわん電鉄です。

 

この3月は、"特別な"十数日間を過ごしてきました。とある目的のために、一生懸命日々を過ごしてきました。

先日、その特別な十数日間が終わりを迎え、今はまた、「次々襲いくる普通の日々」(トーチ/BUMP OF CHICKEN)に順応しようと頑張っています。

 

 

そんな特別な十数日間には、なぜだかよくわかりませんが(ドラマ『ブラッシュアップライフ』の影響ではありませんよ〜)、毎日My Little Loverの曲を聴いていました。私にとってマイラバといえば、物心ついた頃の思い出のアーティストであり、また、私の音楽の原点となっているアーティストです。

 

 

ほんとうに小さい頃、家のテレビにマイラバの『clips』というMV集がよく流れていて、『Man & Woman』については、何度観たかわからないくらいです(そして、どんな構成だったかも、何十年かぶりに観てもめちゃくちゃ覚えていたので、自分でも驚きました)。


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私にとって音楽的原点であるマイラバと過ごした十数日間は、ある意味で私の今の人生におけるターニングポイントになったのではないかと思っています。

 

 

以下、個人的な思いで語りです。

マイラバの音楽に再会する直前は、なんというんですかね、それまでいろいろと行き詰まっていたがために、自分の人生のなかでケリをつけられていない部分を消化しようとしていました。実は、私は、高校入学から今に至るまでのざっくり約10年間、思い残したことというのがかなりあって、それらが今の自分の胸を苦しめているという感じが強くありました。だからこそ、今更ながら思い残したことをどうにかして解消して、過去の自分が今の自分に持ち込んでいる「わだかまり」のようなものを無くそうとしていました。

 

 

今となってはーもっとも、自分なりに「わだかまり」を無くしてから1ヶ月も経っていませんがー、過去の自分が今の自分に残してきた未練とやらが、きれいさっぱりと無くなったと感じています。先ほど挙げた「わだかまり」とは、2つのこと、すなわち、中学時代に好きだった先輩のこと、そして、大学時代に好きになった人のことだったのですが、この2つの件について、いまとなっては、「あれ?どうしてこれまでこんなにそれらのことで悩んでいたんだろう?」と思えてしまうくらい、すっきりしてしまいました。

 

 

 

人間とは、不思議なものです。

あんなに、何年ものあいだ囚われていたことから、すっかり解放されてしまうこともあるのです。

自分がケリをつけるためにとった行動自体も、そのような結果を導く要因となったとは思いますが、ここまで精神的に清算できるとは・・・私自身も驚いています。

 

 

 

自分の行動と、この十数日間によって、きれいさっぱり、過去のつらさが流されたのでしょう。

また新しい自分へ向けて、過去の自分をリセットできたように感じています。

その感覚を象徴するのが、「マイラバ」の曲たちです。

先ほど書いたように、私にとって、マイラバの曲は、音楽の原点となっているものです。これを踏まえると、私は今、またなんらかの「原点」に戻りつつあるのではないかと思うのです。人生の循環を感じています。

 

こうして、十年近く抱えてきた「わだかまり」をなんとか自分の力で解消できたと思えたあとに、私の音楽の原点であり、いってしまえば、人生の原点であるマイラバの音楽に再会できたことには、私にとって大きな意味があると思っています。

 

 

そういうわけで、いまだかつてないほどの清々しさを以て今年の春を迎えられそうだなと感じています!