わんわん電鉄

好きな音楽は、鉄道の路線網のように広がっていくものだと思う

スピッツ、「音楽の日」に出演!

先日、スピッツが、4年ぶりに「音楽の日」にて演奏してくださいました~!

 

実は、私は4年前はスピッツファンではなかったので、初!「音楽の日」のスピッツでした。

 

 

番組の導入の仕方が良かったですね!『ロビンソン』のライブ映像~『春の歌』のMV~『優しいあの子』のMVときて、『猫ちぐら』を発表する回の"ロク漫"の音源ですよ!まさか"ロク漫"の音源を地上波で聴くとは、夢にも思いませんでした(笑)

その丁寧な導入方法がすごく良くて、制作側の方々のスピッツ愛を感じました。

 

 

私は、オンラインメンバーではなく、メンバーの最近の姿を拝見していなかったものですから、久しぶりにメンバーのお姿が拝見できて、とてもうれしかったです。元気そうで何よりです。

 

 

そして、演奏がとてもよかったですね!

 

モクモクと広がったスモークは、雲のようで、後ろのライトは満月のようでした。まるで、満月の夜に雲の上で歌っているようでしたね。

 

 

初生演奏の『猫ちぐら』、すごく心にしみました。

猫ちぐら

猫ちぐら

 

 

もちろん音源で聴くこの曲もすごく染みて良いのですが、マサムネさんが歌っている姿を"見て聴く"と、さらに染みるというか、グッとくるものがあります…。

心弾ませる良いメロディー

追い続けるために

この歌詞に特に惹きつけられました。

これって、マサムネさんのお気持ちなのかなぁ…なんて想像したり。

この曲はおそらくコロナ禍の状況を表現していると思われるのですが、マサムネさんらしい言葉遣いだからこそ、柔らかくて、やさしくて、そして希望がありますよね。本当に素晴らしい曲だと思います。

 

 

音楽の日」の演奏は、本当に心地よくて最高に癒されました。

スピッツさん、本当にありがとうございます!!

 

今回は特に「口から音源」という感じで、凄かったですね…本当にウタウマな方です。今回のカメラワークは、マサムネさんはアップが多めでしたけれど、他のメンバーに関しては引きが多くて、ちょっと遠い感じがありましたかね…?ソーシャルディスタンスもありますから、仕方ないのでしょうかね…。

 

 

変態的な目線で申し訳ないですが、マサムネさんの髪の毛、すごくもっさりしてましたね。可愛かったです。現代の若者よりもマッシュな感じでした。

 

 

・・・・・・

 

 

実は、今回の「音楽の日」への出演をきっかけに、オンラインライブ(無観客ライブ)開催!なんてお知らせをすることを期待していたのですが、それは無かったですね…。MIKKEツアーが敢行できない中、オンラインで何かライブをやっていただけたらな…と密かに願いを抱いていたのですが、それは難しそうですね。

 

 

猫ちぐら』という曲自体、しっとりとした曲ですから、それはそうだと思われると思いますが、先日のスピッツは、全体的にどこか"おとなしい"(少し元気がない…?)という感じがしたのです。あくまで個人的な感想です。

ですから、無観客であれ、ライブみたいなイェェェェイ!!!みたいな場は、ちょっと今は難しいのかな…と想像してしまいました。あくまでも個人的な感想です。

 

 

ただ、もしスピッツがオンラインでライブをやりますよ~ということがあれば、喜んで参加したいと思います!

 

『わんわん電鉄』は、おかげさまで1周年を迎えることができました!

お久しぶりです。わんわん電鉄です。

 

2020年7月5日をもって、本ブログ『わんわん電鉄』は、おかげさまで1周年を迎えました!!

 

どこからか「おめでとう!」との声が聞こえたような気がしますね…(?)

ありがとうございます!!

 

 

このブログを始めたのには、2つ理由があります。

1つめは、どんよりとした曇り空が続く梅雨時に、「なにか新しいことを始めたいな」と思ったからです。

2つめは、音楽に対する自分なりの感想を、どこか公の場で発表したいと考えたからです。ブログを始める前は、ノートに、曲名と、その感想を書きためていくということを続けていました。それはそれで楽しかったのですが、なんとなく物足りなさを感じ、もうちょっと内容を良くして、いろんな人に向けて広く発表してみようと思い、始めてみました。

 

 

最近は、以前よりも沢山アクセスしていただけるようになって、とても嬉しいです。

ブログをここまで続けてこられたのも、読んでくださる方がいらっしゃるからです。

私の記事を読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。

 

 

集中的に記事をアップできるときと、全くできないときがあるので、もし定期的にブログをチェックしてくださる方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今後は、最低でも2週に1回は記事をアップできるよう努めたいと思います!

 

 

 

・・・・・・

 

 

ブログ開設1周年を記念して、2019年7月~2020年6月に聴いた曲の中で、心を動かされた曲 10曲(※順不同)をご紹介したいと思います。

 

①『聞かせてよ』スピッツ

②『シュラフスピッツ

③『アパート』スピッツ

⑤『歩き出せ、クローバー』スピッツ

⑥『ヤマブキ』スピッツ

⑦『快速』スピッツ

⑧『フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ』P-MODEL

⑨『山頂晴れて』平沢進

⑩『恋☆カナ月島きらりstarring久住小春モーニング娘。

 

スピッツファンであるということもあって、どうしてもスピッツの曲が多くランクインしてしまいました…。ただ、これら10曲が、この1年間の私を支えていてくれたということには間違いなしです。

 

 

・・・・・・

 

 

これから、『わんわん電鉄』は、2年目に突入します!

より深みがあり、面白みもある記事を書けるよう、精進いたします!

どうぞ、これからもよろしくお願い申し上げます!!

 

 

【私の好きな5曲】レミオロメン 〜カップリング曲かつアルバム未収録曲の中から選曲〜

以前、私が好きなレミオロメンの曲10曲をご紹介しました。

記事はこちらです↓↓↓

 


今回は、レミオロメンの曲の中で、アルバム未収録のカップリング曲の中から好きな曲を5曲ご紹介したいと思います。

 

レミオには、アルバム未収録曲にもたくさんの名曲があります。いわゆる隠れた名曲というやつですね。是非多くの方に、このような 隠れた名曲を知って、聴いていただけたらと思っています。

 


①『息継ぎ』(『蒼の世界』収録)

息継ぎ

息継ぎ

この曲は、アルバム未収録かつカップリングの曲の中でも、有名な曲だと思います。

 

軽く跳ねるような小刻みのイントロ、息を繰り返し吸って吐くような独特なリズムのサビなど、この曲は“特殊”な感じのするリズム、メロディーで構成されています。

 

細かく跳ねるようなイントロ→少し浮ついた感じの不思議なメロデ ィーのAメロ→流れ出すBメロ→浮いたり沈んだりするよう なリズムのサビ(前半)→流れ出すような感じのサビ(後半) というような感じで、とにかく特殊な感じ、独特な感じ、 ユニークな感じがする曲です。(語彙力が少ないために、 説明が上手く出来なくてごめんなさい)


だから聴いていて、すごくクセになるんですよね。

 

 

ちなみに、歌詞の意味については、私自身よく分かっていません。
ただ、『息継ぎ』というタイトルから、何かを補給するイメージの 曲(「酸素」なのか、「夢」なのか?)なのかなと思っています。 解釈するのが難しい曲だと思います。

 

抽象性が高いことも、 また魅力的だと思っています。誰にでもわかりやすいストレートな歌詞もいいとは思いますが、こういった特定の事物を明確な言葉で指し示すことの無い抽象的な歌詞って、想像の余地が広がりますし、色んな場面に当てはめることも出来ますし、何より少しひねくれている感じがして好きなんです。

 

 

 

②『午後の低気圧』(『蒼の世界』収録)

午後の低気圧

午後の低気圧

この曲も、先程の『息継ぎ』と同じシングルに収録されている曲です。


イントロの重苦しい雰囲気が、黒い雨雲が迫ってくるようなイメージを彷彿させます。正直に申し上げますと、あのイントロは天才的だと思います。

重苦しい音が、 ただひたすらに連なることで、独特の雰囲気を出しているあのイントロは、(私が聴いたことのある曲の中では) 唯一無二だと思っています。

 

 

全体の曲調についても、最高ですね。
Aメロに入っても、イントロのあの特徴的な音が鳴り続けているところが好きです。サビのメロディーもかっこいいですし、Bメロに 入ると軽くなってくるという変化も好きです。

 


この曲は、偽りをはがしとる何か(=「午後の低気圧」)が、主人公自身のありのままの姿をむき出しにしていくというテーマの曲だと考えています。詳しくは、以前書いた記事を見ていただけたらと思います。
↓↓↓

 


そして、歌詞の言葉のひとつひとつがかっこいいんです!

海より深い愛まで潜れない
空より高い理想まで飛べない

非現実的なことをあえて並べて書いて、それを否定するというところに、なんだか反骨精神を感じられてかっこいいなと思うんです。ちょっとひねくれている感じがたまりません。

 

 

鈍ってしまうのが恐いと思った
変わってしまうよ 気づかない程小さく

このCメロ部分の歌詞も深いですね。
レミオは、『粉雪』以降になると“変化”を歌った曲が多くなってきている気がするのですが、この頃からそのようなことを歌った歌詞があるんですね。


藤巻さん自身の感情なのか、それとも何か違うモノを指しているのか分かりませんが、いずれにせよ、「万物は流転する」 と言うように、宇宙のすべてのものは変化の中で生きていますから 、そういうことを歌っているのかなと思いました。

 


「鈍って~思った」という歌詞が、あまりにストレート過ぎて、すごく心に響きますね。人間が一番恐いと思うものなのではないか(鈍る=劣化のイメージ?)と思います。


個人的には、梅雨の時期とか雨の日とかに聴きたくなる曲だなと思 います。

 

 

 


③『日曜日』(『3月9日』収録)

日曜日

日曜日

この曲もすっごくかっこいいんです!
ジャーンと入ってからの、ウワーっとやってくる厚みのあるギターサウンドがすごいんです!息つく暇も与えないほど、セカセカとし ているくらいのスピード感があって、聴き手も盛り上がらずにはいられません。


途中でピロピロ~となって、また厚みのある音がかっこよく刻まれます。

とにかく、ジャカジャカと切り刻まれるようなギター音と、そのメロディーがめちゃくちゃかっこいいんです。聴いたことがないという方には、是非1度聴いていただきたいです!

 

サビのメロディーが美しく、流れるような感じがして気持ちが良いです。特に、「汗ばんだTシャツ」のメロディーが最高です。

 

また、歌詞も凄くいいんです。夏の特に何の変哲もない、だけど愛おしい日常を描いた曲です。

 ジリと焦げ付くアスファルト サンダルが溶けてしまうよ

追い越してゆく乗用車 排気ガスに蜃気楼

この歌詞を聴いただけで、パッと夏の情景が浮かんできますね!さすが藤巻さん、情景描写がお上手だなと感じます。

 

幾つ年を重ねてみても 自分以外にはなれやしない

誰もが一度は子供だった あの日のことを思い出した

ここも哲学的で良いですよね。

この『日曜日』に描かれている情景は、主人公が子供の頃に見たものであって、大人になって過ごす夏の日曜日に、子供の頃に過ごした夏の日曜日を思い出しているのかなと思いました。

 

 


④『蜃気楼』(『太陽の下』収録)

 

イントロのメロディーが、痺れるほどかっこいいんです!ドスの効いた、野太い音が響き渡っている中で、繊細な細かな音も響いていて、本当にかっこいいです。

 

Aメロの上がったり下がったりする感じ、Bメロのゆったり流れる感じ、そしてサビの高音続きのハイなメロディーが気持ちいいですね。Aメロからサビまで、緩急がしっかりついていて、サビでぶわっと盛り上がれます!

サビの前半は、少しふわっと軽く浮いている感じ、後半はドラム、ベースがしっかり入って厚みが出てくる感じと、同じサビでも変化がついているところもまた良いです。

 

曲のテーマは、私にはよく分からず、申し訳ないです。

ただ、丁寧に真夏の景色が描かれていて、曲調のロックでハイな感じと相まって、暑い真夏の空の下で聴いて盛り上がりたくなる曲だと思っています。

 

真っ直ぐに伸びた高圧線が空を切り取って 

龍の巣の様な入道雲がそれを横切った

真夏の、よくある風景を、ここまでドラマチックに描ける藤巻さんは凄いなと思います。雲、高圧線、空は、それぞれ無機質なものにすぎないのに、この歌詞ではまるでそれぞれが物語の主人公かのように生き生きとしているように感じられますね。

 

 

  

⑤『歩調』(『夢の蕾』収録)

歩調

歩調

 

この曲は、インディーズ時代の自主制作盤にも収録されていた曲をリミックスし直したものです。基本的には、自主制作盤に収録されているものと同じだそうです。メンバーが20歳の頃に録音した曲だそうで、少しもこもこした感じがまた良いですね。

 

この曲についてのインタビュー記事を見つけましたので、こちらで紹介いたします。

http://www.pia.co.jp/interview/43/index.php

 

 

この曲はサビのメロディーといい、コード進行といい、とにかく耳心地がよく、とても気持ちが良いものとなっています。低いところからだんだん上がっていく感じが、すごく好きです。

 

また、歌詞がすごく良いんですよね。誰もが生きていくうちに「このままで良いのだろうか」「まわりから取り残されている気がする」といった不安を抱いて心がボロボロになってしまったことがあるのではないかと思うのですが、そういった、今にも泣き出しそうなくらいもろくなった自分を優しく受け止めてくれるような歌詞がたくさん並んでいます。聴くだけで勇気をもらえる曲です。私も入試の時期によく聴いて、元気をもらっていました。

 

 

私が一番好きな歌詞が

迷い多かれ 歩み遅かれ 喜びに触れられると信じ

敵の数だけ 味方もつくさ 気づけたのなら共に進もう

この部分です。進路、就職などの場面で人よりも歩みが遅いのではないかと焦りを感じてしまったときにこそ、この歌詞を胸にとどめておきたいですね。

若い頃の藤巻さんの歌い方もまた良くて、荒削りながらも1音1音に力が、力がこもっていて、すごく心に響きます。

 

 

・・・・・・

 

 

以上、レミオロメンの隠れた名曲5曲をご紹介しました。

 

 

個人的な感想ではありますが、カップリング曲には、ほかのアーティストの曲では聴いたことのないような、独特かつ癖になる素晴らしいメロディーの曲や、歌詞がグッとくる曲、藤巻さんお得意の情景描写が美しく描き出された曲など、とにかくレミオらしさが前面に出された曲がたくさんあります!

 

レミオロメンにしか作れない曲を是非聴いてみてください!

【感動の最終回!5月17日】藤巻亮太 インスタライブ

藤巻さんが第5弾となるインスタライブを開催してくださいました !

前日となる土曜日に、第5弾のインスタライブが配信されるとい うお知らせを受けて、ヤッター!という気持ちでいっぱいでした。 すっごく楽しみにしていました!

 


今回のセトリはこちらです!

1 五月雨
2 花鳥風月
3 怪獣のバラード
4 大地の歌
5 太陽の下
6 雨上がり
7 Message


なんと7曲も演奏してくださったんです!!

そもそも5回もインスタライブを開催してくださったこと自体、凄すぎるんですが、その うえ今回のライブで7曲も披露してくださるなんて、藤巻さん、 太っ腹すぎます!!

本当にありがとうございます!

 

 


背景の写真が、スペインのもので、メッシって小さく書いてあるということ、サッカーしたいな~ということをお話していました。

 


そして、1曲目の『五月雨』、本当にかっこよかったです。原曲、 ライブバージョンともに、歪んだギターが特徴的なロックな曲なん ですが、アコギだと(特にサビでは)爽やかな、雨の後に通り抜けていく涼しい風のような雰囲気の曲になっていました。


Bメロのギターの、ジャンジャン・・・と切り刻むような感じでコ ードが切り替わるところが、個人的にすごく好みです。あの独特なかっこよさのあるイントロでは、原曲よりも、一つ一つの音の輪郭がはっきりと聞こえて、とても良かったです。雨粒がボタボタと 落ちてくる様子を想像していました。

 

これまでとは違った表情の『五月雨』を聴くことが出来て、とても 嬉しかったです。

 

 


藤巻さんは、最近はスーパーに行くこと、また今日は何を食べるか 、作るかについて考えることが楽しいと仰っていました。また、生 産者がいるからこそ、今の生活が成り立っているということも仰っていたと思います。


本当にその通りだと思いました。こんな状況下でも、一定の日常生活をすることが出来るのも、これまで通りの生産、物流等を支えてく れている方々がいるからですよね。私達の生活を支えてくれている方々に感謝です。

 


このようなお話の後で聴く『花鳥風月』は、ますます、これまでの 日常を愛おしく思わせてくれるとともに、何もない日常こそが幸せ であるということを身に染みて感じさせてくれました。

 


この曲の演奏を聴くのは、私にとっては久しぶりです。初めて聴いたのが、ドラマのエンディングの際で、それからもう10年も経つ んですね。

 


イントロのメロディーの、乾いたギターの音に温かみがあって、心地よかったです。曲全体も、アコギ一本ですから、原曲よりもシン プルで、だからこそより一層温かみがあると言いますか、ふわっとした心地よい春風に包まれているような気分になれる感じでした。
Cメロの高音部分「冬の寒さ~」のところでは、原曲では高音で歌 われていますが、今回は低めで歌われていました。 ちらのバージョンもいいですね!

 

 


そして、藤巻さんは髪の毛を少しセルフカットしたそうです。前回のインスタライブの、少し長めの、デコだしの前髪左右分け(毛先 はくるっ)の髪型もすごく好きだったんですが、今回の髪型も、 藤巻さんらしくて好きです。

 

 

こんな時期だからこそ、普段聴かなかったり、見逃してしまったりしていた音楽やライブ映像を聴くそうです。友達と情報共有すると いうお話も良かったですね。

 


このお話の下りから、「怪獣」という言葉が出てきたものですから 、私は『まさか・・・久しぶりの・・・『MONSTER』かな! ?』と思ったのですが、まさかまさかの合唱曲である『怪獣のバラード』でした!

 

 

藤巻さんの歌う『怪獣のバラード』は、もはや合唱曲という感じではなく、藤巻さんの新曲という感じでした。

藤巻さんは、『カワイイ曲ですね』と仰っていましたが、私からすれば、曲も可愛いけれ ど、終始笑顔で楽しそうに合唱曲『怪獣のバラード』 を歌う藤巻さんが、とにかく可愛いという感じです(笑)


合唱曲は独特なので、自分が歌った曲以外はあまり聴かない(小学生向けの歌は尚更)のですが、今回の藤巻さんの演奏を聴いて、合 唱曲の中にもコード進行やメロディーが、おしゃれだったりカッコ よかったりする曲もあるんだということを知りました。

『怪獣のバラード』は、Bメロ~サビがポップでかわいらしく、また耳心地の良いメロディーが続いていて良いですね!

 

 


去年は被災地を巡って、現地の方々にインタビューをして、生き様が大事だということを学んだ、という旨のことを仰っていました。 そして作られた曲が、『大地の歌』だそうです。

 

 

曲の冒頭から最後まで、全体を通して重みがある曲です。実は、私はこの曲の歌詞は藤巻さんのインスタの投稿にあったので知っては いたものの、曲とその雰囲気までもは知らなかったため、実質的には初聴きなのですが、本当に驚きました。

 


ギターの音に、重厚感があって、自然に対する無力感(災害を起こさないようにすること、地震をなくすことなど、人間が自然に対し て何かすることはできないということ。)すら感じる曲でした。 そしてなにより、歌詞も一つの哲学のようで、 蒙が啓かれるような感じです。

 

 

人の道理の届かぬ果てで
大地の摂理はあるがまま

この歌詞は秀逸ですね。あくまでも個人的な解釈ではありますが、 人間の立場からすれば「こうなってはいけない、ああなってはいけ ない」と危惧すること、土砂災害や地震津波が起こらないで欲しいという願いがあります。しかし、自然はそんな人間の意図や願い を気にすることなく、動き出す(プレートの歪みを直したり、 それによって波を起こしたりなど。)ということを言っているのかなと思いました。

 

 

 

人は畏怖しつつ穢し求める
大地は与えて奪って沈黙す

人は、自然災害がいつ起こるか分からないから不安になりつつも、 人間生活を営む上で自然環境を汚染しつつあり、また自然から、命を つなぐのに必要なものを求めるということですよね。また、 それに対して、自然は人間に命のための恵みを与えてくれるけれども、あっという間に人間の命を奪い、そしてそのことについては何も語ることはないということを表現しているのだと思いました。

 

いずれにせよ、人間と自然は切っても切れない関係にあって、自然は突如として人の命を奪い、人々はそれに怯えながらもここで生き ていくということが強く伝わる曲です。

 

 

敬い崇めて時には恨んで
それでもここでしか
生きられやしない

という歌詞は、まさに被災地に今も住まわれている方々のことを歌っているのだと思いましたし、これには心を打たれました。

 

 

重い曲調に、難しめの言葉が使われていることで、ますます曲に重みが出ていると感じます。被災地を訪れて、正面から向き合い、考 えてきた藤巻さんだからこそ書ける曲だと思います。

 

 

 


『太陽の下』は、しっとりとしていて、かつあたたかな太陽の光に包まれているような曲調になっていました。そして何と言っても、 おしゃれ感が増して、よりさっぱりと、大人っぽい曲になっていました!

サビのギターのストロークが、本当に流れるような感じで、心地よかったです。


曲の最後の方で、歌詞が怪しくなった藤巻さんが、少しニコッとなさるのが、個人的にツボでした。

 

 


こういう時期で、ストレスがたまってギスギスしがちだけれど、相手を攻撃するのではなく、お互いに「頑張ってるね!」とたたえ合 うような感じで、認め合うことがが大事という趣旨のことを仰っていたと思います。


藤巻さんのこういったお話は、身に染みますね。自粛警察のように 、自分の正義感を一方的に相手に押し付けて攻撃するのではなく、 コロナ感染収束という共通の目標に向かって一緒に頑張るということが大事ですよね。

 

 


今回のインスタライブで演奏してくださった『雨上がり』が本当に 、すっごく、めちゃくちゃカッコよかったです!

小学生並みの感想 で申し訳ないですが、本当にカッコよすぎて、しびれました!

 


イントロから猛烈なかっこよさなんです!あのイントロも、少しアレンジの加わったところ(イントロで、コードがザクザクと切り替わる感じのところ)も、Cメロのジャカジャカとかき鳴らされるところも素晴らしくて、最高です。

 

緩急の付き方が凄くて、盛り上がらずにはいられませんし、『雨上がり』という曲の良さが最高に発揮されていたように思います 。


とにかくウワーっと、ジャカジャカと弾かれる演奏も最高でしたし 、なにより藤巻さんのギターを演奏する手元をじっくりと見ること ができて、とても興奮しました。手元をじっくり拝見できるからこそ、その演奏が難しいものであること、またその難しい演奏でもさ らっと弾けてしまう藤巻さんのギター演奏力の高さを身に染みて感じることが出来ました。

 

 

正直なところ、これまで聴いた『雨上がり』の中でも、1,2を争うほど興奮した演奏でした!原曲の『雨上がり』に一目惚れしたときの感情を鮮明に思い出しました。


これまでのレミオのライブ映像では、シンセが割と強く入っていて 、間奏部分ではピューンとかヒューンとかいった音が入っていたよ うに記憶しているのですが、私の勝手な本音を申し上げますと、今日の藤巻さんの演奏の方が好きです。

シンセが入っているバージョン も、ポップになって良いとは思うのですが、やはり純粋な、骨太ロックな『雨上がり』の方が、私は好きです。

 

 


最後に演奏された曲が、『Message』でした。藤巻さんの優しい気持ちが伝わってくる、あたたかな曲で、何度聴いても素晴ら しいなと感じます。


これまでもインスタライブの最後の曲として演奏されてきて、毎回 幸せな気持ちで聴いていました。しかし、今回の『Message』は、本当のエンディング曲、お別れの曲という感じがして、寂しい気持ちでいっぱいになってしまいました。

 

 

しっとりと滑らかで、 心に寄り添ってくれる曲だからこそ、なんだか本当に「 元気で過ごそうね また会う日まで ほら」という歌詞を聴いて、少しうるっときてしまいました。

毎回 のインスタライブがすごく楽しみだったということ、藤巻さんに元気を貰っていたことを身に染みて感じました。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

ということで、今回のインスタライブが最終回でした。

 


最終回・・・寂しさもありますが、そもそも「無料」でライブを聴かせて貰うこと自体申し訳なかったですし(対価を払いたい!)、藤巻さんの善意に甘えすぎてしまっていたところもありますし・・・それが良いと思います!

 

 

これまで5回にわたって、素晴らしい時間を私達にくださったこと 、心から感謝しています。

藤巻さん、 本当にありがとうございました!

 

 


そして、新しい企画も構想中だということで、楽しみですね!DVDのようなクオリティの高いライブを見てほしい、というようなこ とを仰っていたと思うのですが、すごく良いと思います!

もし配信形式のライブだとしたら、どこにいたとしても、カメラと同じ目線でライブを見ることが出来るので良いなと思っています。

 

 


新しい形式のライブ(新しい企画)を行うことについて、お金がかかってしまうかもしれないということについて、申し訳なさそうに お話しする藤巻さんは、本当に謙虚な方ですね。

そして、 最終回だからと言うことで、曲を多めに演奏してくださるというところからも、藤巻さんの律儀なところが感じられます。


こんなにもファンに対して律儀で、謙虚なアーティストは、なかなかいませんよね。藤巻さんのそういうところが本当に好きです。

 

 

またお会いできる日が楽しみですね!

 

 

・・・・・・

 

 

全5回のインスタライブを通じて、私が感じたことは、
・藤巻さんがめちゃくちゃ可愛い
・声が以前にもまして、甘くて艶っぽくて素敵
・藤巻さんはギターがめちゃくちゃお上手
・ファンに対して思いやりがあって優しい(たまに見せる、ちょい Sっぽい言動にも萌える)
・藤巻さんのお話には、哲学的な深遠さがある
・曲が終わった後の「イェイ」とか、ニコッとしたりする姿が可愛い
・笑顔がとにかく可愛い

レミオロメンの曲の、また違った表情を見ることが出来て、新たな魅力を発見できた
ということです。

 

これまで何年もの間、曲とライブDVDしか聴い てこなかった人間なのですが、このインスタライブを通じて、藤巻さんのことを以前よりも知ることが出来ましたし、新たな魅力に気づかされました。

また、それに伴って、ますます藤巻さんのファンになりました!

 

 


おうちでゆるっと配信というシチュエーションも好きでしたし、テ レビではあまり演奏されなそうなレミオの曲が聴けて、本当に最高 の時間でした。
是非、有料制で、またおうちからのライブが聴けたらいいなと思っ ています。

 


繰り返しにはなってしまいますが・・・
藤巻さん、本当にありがとうございました!!
 

【感動!感謝!】『スピッツ 横浜サンセット 2013 劇場版』がYouTubeでフル公開!!!!

ふとYouTubeを開いてみたら…… 

 

 

 

 

スピッツ公式チャンネルが!!!!

 

 

横浜サンセット2013劇場版の映像を!!!

 

 

公開!!!!!!

 

 

しかも曲もMCもカット無し!!!!

 

 

たっぷり130分!!!!!

 

 

さらにさらに!!

 

 

冒頭の広告、途中の広告も、一切無し!!!

 

 

収益を図らず、私たちに素晴らしいプレゼントをくれるスピッツさん……太っ腹すぎますし、もう神以外の何者でもありません……感動しました……!!

 

 

 

 

嬉しいいいいいいぃぃぃぃ!!

 

 

とにかく太っ腹すぎます!!!!

 

 

ありがとうございます!!!!!

 

 

本当にありがとうございます!!!!!

 

 

130分で2時間10分ですよね。

 

2時間10分も楽しめるなんて!!

 

しかも聴きたかったあの曲も!この曲も!聴けるんです!!

 

 

これからじっくり楽しみたいと思います!

 

2013年当時はファンではなく、劇場で見ることがなかった私からすれば、もう本当に貴重な映像をありがとうございますという感じです。ありがとうございます!

 

 

 

また感想をブログに記したいと思います!

【5月3日】藤巻亮太 インスタライブ

今週も藤巻さんがインスタライブを開催してくださいました! 

 


実は・・・私は月曜日から、この日曜日のインスタライブを楽しみ にしていました(笑)それくらい、精神的に疲弊しているし、楽しみにしていることも何もなくて・・・ともかく、今は藤巻さんのインスタライブが一番の楽しみですね!

 

 

こんな時期に、癒やしと元気を与えてくれる藤巻さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます!

 


今回のセトリはこちらです。

1 電話
2 アカシア
3 紙飛行機
4 僕らの街
5 Message(新曲)

  

 

 

今回の1曲目は『電話』でした。アルペジオの音に温かみがあって 、そして綺麗で・・・聴いているだけでうっとりしてしまいました。

別の街に暮らす君よ 寄り添ってやれないが 僕はここにいる

などなど、まさに今の状況を表している歌詞があって、人と人との 直接的なつながりを持つことが出来ない(ソーシャルディスタンス、3密の予防、人の移動自粛)今だからこそ聴きたくなる曲ですね 。人と人との物理的・直接的なつながりを持つことは出来ないにしても、精神的なつながりは持ち続けることができるということを忘れてはいけないなと感じました。

 

 


藤巻さんの故郷である山梨県にまつわるお話をたくさん聴くことができた回でした。

この時期になると実家にハナミズキが綺麗に咲いていること、花が落ちて新芽が出始めていることなど、藤巻さんの地元で感じられる、今の季節のお話でした。この季節が一番好きと仰っていましたが、この季節の自然の美しさは本当に良いですよね!

 

そのような新緑の季節に、『アカシア』は本当にぴったりですね。『アカシア』は、その花の匂いが好きで、香ると懐かしさを感じるという気持ちを込めて作った曲だそうです。

 

 

 

個人的に、『アカシア』は本当に大好きな曲なので、演奏していただけでとても嬉しかったです。CD音源とはまた雰囲気の違った感 じで、とても良かったですね。イントロのメロディがすごく好きなんですが、シンプルだからこそ、メロディの良さを感じられました。アコギだと、春風のような柔らかい風に包まれているような感じの雰囲気の曲になっていいですね。

 

風一つに優しくなれるんだ そうだ
その花が咲いたら思い出してみて

メロディーも含めて、この部分が特に好きです。藤巻さんの今日の お話を聴いて、「その花~てみて」について、先程のお話がこの詞 の背景となっているとわかって、ますますこの詞が好きになりました。

 

 

 

 

藤巻さんの地元は盆地になっているので、昔は、立ちはだかる山々の向こう側には何があるんだろうと考えていたそうです。 その壁のようなものを越えても、またその先に壁はあるかもしれな いということ、また、人には原点というものがあって、そこからど んどん飛び出していって、また原点に戻ってきて、行ったり来たり しているということといった旨のことを仰っていたと思います。

 

盆地を形成する山々は、壁であり、自分の世界と他の世界を隔てる ものという捉え方には、なるほどと思いました。
このようなお話を聴いてから、『紙飛行機』の歌詞と向き合ってみ ると、「そういうことだったんだ!」と深く納得しますね!  

 

 

空の彼方へ 続く世界よ
誰に会うのか 果てはあるのか
憧れている 黄昏れてみる
恋い焦がれて今 旅に出たんだ

この部分は、藤巻さんの山々の向こうに広がる世界への強い想いを表しているんですね。

 


『紙飛行機』は、アルバム『北極星』を初めて聴いたときに鳥肌が 立つほどカッコイイ!と思った曲なんですが、今回の演奏もめちゃ くちゃかっこよかったですね!アコギをかき鳴らすような感じで、 勢いと爽快感に溢れていて、ウワーッと心の底から湧き上がるほど 興奮しちゃいました。

Cメロ部分の曲の雰囲気が、ギター一本で原曲通りに変わっていて、音楽素人の私は、ギターの表現の振り幅のすごさ、そして藤巻さんの演奏力のすごさを感じました。

 

 

みんな元気かい 俺は変わった

この部分を笑顔で歌う藤巻さんが、とにかく好きです。PolestarのライブDVDでもそうですが、「変わった」という言葉が 、藤巻さんの表情で体現されているという感じがします。本当に藤巻さん自身が、心からそのように感じているということが伝わってきます!

 

 


また、都会から地方への移住についてのお話も興味深かったですね 。地方に住むということは、選択肢が少なくなって不自由になるけれど、その分悩みが減るということ、地方に住むからこそ 、『ここでやっていくんだ』という気持ちが強くなるということ、そういう人がもつ強さがあるといったようなことを仰っていたと思います。 まさにその通りですよね。このお話を聴いて思い出したのが、『Wonderful & Beautiful』の歌詞でした。

 

 

『僕らの街』は、中部横断道の新清水JCT~富沢IC開通によせ て作られた曲だそうです。良い曲ですね。初めて聴いたときから、 サビの雰囲気に和風な感じを感じるのですが、私だけでしょうか? 優しい声に、優しいメロディーで、夕暮れ時に聴きたくなる曲だな と感じます。

 

 

暮らしてくんだ 僕らの街で さあ

この部分は、藤巻さんの仰る『ここで やっていくんだ』という決意のことを表しているんですね。ここの街に、自分達は根を張ってい くんだという強い気持ちを感じますね。

 

長い冬が明け春の温もりに
包まれて 涙する

この歌詞に心が掴まれました。山梨の気候のことを表しているのだ と思いますが、今の辛い状況にも通ずるものがあるなとも思いまし た。

 

 

 


最後に演奏された、新曲の『Message』もとても良かったで す。これこそ、“優しい歌声に包まれている”状態になれる曲だと思います。
今週は歌詞に没頭して聴くことが出来ました!歌詞が本当に染みますね。
サビの、とろけるような音の連なりが、とにかく綺麗で、耳心地が良くて好きです。この素敵なメロディーにのった 

夢から覚めたとき
魔法が解けたとき
あなたは誰の幸せを祈るの

この部分が、心に強く響きました。まず言葉の羅列が美しいですよね。そしてこの状況が終わったときの世界を考えるという“希望” を描いている点、誰の幸せを祈るのかと問われることによって、他者とのつながりを考えさせられるという点で良いなと思います。

 

 

・・・・・・

 

 

手の喩えのお話が良かったですね。同じ手であっても、見方によって、手の甲はごつごつしていて、手のひらは沢山線があって、というように表と裏で違うということを仰っていました。手の甲がネガティブ、手のひらがポジティブだとしたら、ネガティブな面が見えている時は、くるっと向きを変えて、ポジティブな面を見るようにしようということだそうです。ポジティブなこともネガティブなことも、表裏一体でもあるということなんですね。

ともかく、ネガティブなことばかりではないということ、50パーセントはネガティブなことだとしても、残り半分(それ以上)はポジティブなことがあって、それを忘れないようにしようということを仰っていました。

 

 


最近、藤巻さんは読んでいなかった本を読んでいらっしゃるということで、村上春樹さんの本(『騎士団長殺し』)のお話をなさっていました。そこで、ト コトコトコ・・・というオノマトペを使って、お話を説明なさる姿 が、とにかく、めちゃくちゃ可愛かったです・・・。「え!? もう幼稚園の先生ですか!?」って思ったくらいです。 トコトコトコ・・・と言って、写真の中、頭のまわりを、 指で歩く姿が、今回最大の可愛さを放っていました。

 


なにより今回のインスタライブで印象的だったのは、演奏中、終始藤巻さんが笑顔だったこと、楽しそうにノリノリでギターを弾いて いらっしゃることです。とりわけ、 ライブの最後で足を上げる姿には驚かされました。もう今回、 可愛すぎて・・・お腹いっぱいです。

 


演奏中にもコメントを読む技術を身につけたこと、ただ発信しているだけではなく、コメントを通じて視聴者とも繫がっていると感じていること、椅子を変えたこと、背景のチェコの写真のこと、喉の調子の戻りが悪いことなどなど、 書き切れないので、まだインスタライブを見ていないという方は、 是非藤巻さんのインスタライブをIGTVでご覧ください。(期間限定公開だそうです!)

 


・・・・・・

 


あの・・・我慢できずに書いてしまいますが・・・  


今回の藤巻さん、かっこよすぎませんか!!!!(心の声ダダ漏れ

 

 

髪の毛が伸びてきて、ちょい長めで、左右に分けてって・・・似合いすぎです!前髪の毛先のウェーブが、セクシーなんですよ!もうめちゃくちゃ好みの髪型で、最初からドキがムネムネして仕方なか ったです。

 

 

そして、黒ポロシャツ、黒ズボンですよ!しかもポロシャツは、ボタンが全てあいているという!!夏服最高!ポロシャツ大好きマン なので、尚更ヤッターという感じでした。


まさに好きな男性が、春服から夏服に変えた姿を見たときの、ドキッという感情ですね!

 


感情のままに書き表すならば、

今日の藤巻さん、たまらん!!!やばい!!!かっこよすぎ!!!という感じです。

色気のかたまりです。最高です。胸いっぱい、お腹いっぱいです。ありがとうございます。

 

 

・・・・・・

 

今回も楽しい時間を過ごすことが出来て、とても癒されましたし、幸せな気持ちになりました。好きな音楽を聴けて、藤巻さんの深イイ哲学的なトークも楽しめて、そして藤巻さんがかっこよくて、本当に素晴らしい時間です。

日曜日の15時からの時間が、最近の一番の楽しみなんです。そして藤巻さんのライブから、1週間分の活力を貰っています。もう感謝感謝ですね。

 

 

インスタライブでは、みんなが特等席で藤巻さんのライブを楽しむことが出来て、普段からライブに行けない身である私としては、本当に嬉しいんです。web面接みたいに、目の前でライブをしてくれているみたいな感覚になりますね(笑)

 

【考察・解釈】スピッツ『快速』 ※少々の"鉄道"要素あり!

『快速』は、アルバム『見っけ』に収録されています。  

快速

快速

  • provided courtesy of iTunes

 

 

このアルバム『見っけ』の中で、『快速』は1、2を争うほど好きな曲です。(ちなみに争っている曲は、『ヤマブキ』です。)

イントロの透明感といい、曲全体の疾走感と言い、メロディーの気持ちよさと言い、ベースの効き具合といい…どこをとっても素晴らしく、また私の好みにマッチするんです。初めてアルバム『見っけ』を聴いたときの感動は、いまだ忘れられません。

 

 

ということで、本記事では、『快速』の歌詞を考察、解釈していくとともに、メロディー(音の雰囲気)について、多少"鉄道"を意識したコメントをしていきたいと思います。

 

 

鉄道について、生半可な知識しか持っていない私ですので、「これ違うんじゃない?」「これおかしくない?」と思われる部分もあるかと思いますが、どうか温かい目でみてくださるとありがたいです。

 

 

 

この曲の歌詞にある、「流線形のあいつ」とは何なのかということを考察した記事をすでに掲載しておりますので、もしよろしければそちらもご覧いただけると嬉しいです。

↓記事はこちら

 

 

・・・・・・

 

流れるような美しい女性の声から、この曲は始まります。晴れた日の朝の、少し薄くかかっている雲のような声(なめらか)ですね。

同時にバックで響いているリフもまたいいですよね。Aメロが、ドンッと重厚な音で始まるということを踏まえると、このリフはそれに向かって助走するような感じがします。

 

流れるようなリフに、声に…とにかくさわやかな朝のイメージが湧きます。

 

 

 

無数の営みのライトが瞬き もどかしい加速を知る

速く速く 流線形のあいつより速く

すすけてる森の向こうまで

 Aメロの入りがいいですよね。言葉では表現しがたいですが、ドゥクドゥン!みたいな感じで、重厚な音でAメロに入ります。これまでの滑らかでしなやかな雰囲気を断ち切って、力強く、直線的で骨太な雰囲気になりますね。

 

 

自明のことかもしれませんが、この曲の主人公は、電車(おそらく気動車ではないと思います…「流線型のあいつ」より速く走れそうな気動車ってあるのでしょうか…?)に乗車していると思います。

 

 

「無数の営みのライト」とは、沿線の住宅や店舗の照明のことだと思います。それらの建物の中では、人々は"営んでいる"わけですし、また"営んでいる"からこそ、灯りが必要なわけですよね。この表現はすごく的確だなと思いました。

「ライトが瞬」くということは、主人公は夜の電車に乗っているのでしょうか。続く歌詞を考慮すると、夕方かなと思っています。

 

 

 

「もどかしい加速」とは、車両が加速しかけたかと思いきや、惰性走行するために、なかなか速くならないなと感じるということでしょうか。

最近の鉄道車両の運転は、ワンハンドルマスコン(マスターコントローラー)で速度を調整しながら行っています。

これはブレーキハンドルとマスコンハンドルを一体化させ、一本のハンドルで運転操作が行えるようにしたもので、ワンハンドル・マスコンと呼ばれています。ハンドルはT字形、もしくは逆L字形で、手前に引くと加速、前方に押し倒すとブレーキが作用し、そのハンドルの角度で強弱を調整する仕組みになっています。

 

昔は、ブレーキとマスコンが別々だったために、運転には技術が必要でした。

私もとある鉄道博物館で、運転体験をしたことがありますが、やはりブレーキとマスコンが別々だと、頭が混乱してよくわからないことになります。(もちろん素人だということもありますが…)しかも、ハンドルを回転させるような感じで操作するので、ますます難しく感じます。

 

ワンハンドルマスコンならば、前後に倒すだけでブレーキと加速の両方を行うことができるので、誰にとっても分かりやすい操作方法になっていると感じます。やはり、直線的な動きというのは、わかりやすいものですね。

 

 

ワンハンドルマスコンとはどのようなものか、と疑問を持たれた方は、是非検索なさってみてください。手持ちの写真がない上、鉄道各社の公式HPからもわかりやすい写真を見つけ出せずにいます…。

 

 

 

ワンハンドルマスコンの運転体験を行うと、機械に、大体100キロくらい加速したところで、マスコンを0のところに戻して惰性走行するように指示されます。

 

このような感じで、走行区間によって最高速度は異なってきますが、規定された速度に到達すると惰性走行に入るようになります。もちろん傾斜(登り)があるために、その都度加速することもあります。つまりは微調整に入るということですね。

 

 

話はだいぶそれてしまいましたが、「もどかしい加速」とは、こういうことを指すのかなと思いました。自分自身の気持ちが急いているがゆえに、電車の速度が遅く感じられる上に、加速すらももどかしく感じるということです。

駅間が離れていれば、それなりに加速しますが、首都圏によくあるように、駅間が1分~2分くらいの距離しかない場合は、あまり加速していないように感じられます。

とにかく速く、速くいきたいので、急加速、急減速してくれぃ!という感じがします。

 

 

 

 

「速く」という言葉を3回も使っているくらいですから、よっぽど「速く」行きたいのでしょうね。しかも、速度としては「流線型のあいつより速く」とのことです。これ相当早いと思います。首都圏在来線で、新幹線と並行して線路を走る(並走とはいかなくても、すぐ近くを走る)電車で考えてみようと思います。

 

 

例えば、JR東日本埼京線は、高架区間では、最高時速100Kmを出すことができるそうです。そこを並走する新幹線は、最高時速110km(在来線区間)となっていますので、新幹線が最高速度を出さなければ、十分に新幹線と並走することは可能だと思います。

参考: 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A

https://www.jreast.co.jp/youran/pdf/2017-2018/jre_youran_group_p21-26.pdf

 

 

ただやはり、新幹線を追い越しすまでの加速が可能かと問われたら、難しそうですね…。もし、「流線型のあいつ」が、普通の(流線型の)特急列車だったら、まだ勝ち目はあったかもしれませんが…。

ともかく、新幹線は在来線区間では、300キロ近い最高速度で走ることはないので、並んで走って、だんだん追い抜かされるというイメージでしょうか。

 

 

 

「すすけてる森」とはどんなものでしょうか。すすけるの意味は、煤ける、つまり煤がついて黒く汚れている様子をさすわけですが、汚れている森なのでしょうか。

私はてっきり、透けている森、つまり透明感のある言葉のイメージで、森を通してでも遠くの目的地(「向こう」)が見えるくらい、木々に隙間があるという森をイメージしていました。

 

 

この後に、力強く響く音が、ジャンジャンジャン、というか、ダンダンダンと入ります。この音が、個人的にどうしても、マスコンハンドルを手前に倒すとき(加速)の効果音に聞こえてしまうのです。

実際のマスコンハンドルを倒す音は、グキっ?ガキッ?みたいな音なんですけれど、本当は、この力強い、それこそ前進しようとする力が感じられるギター?ベース?音のほうが合うのではないかと思っています。

 

ともかく、この部分は、さらに加速を強めていくというイメージを彷彿させる音だと思っています。

 

 

 

 

記録に残らない 独自のストーリーだって

たまに忘れそうになるけど

県境越えたら 君の街が見えて

細長い深呼吸をひとつ

「記録に残らない独自のストーリー」とは、世間から認められ、公の記録として残るとうことはなかったけれど、自分の中では重要なできごとのことを指していると思っています。自分は大切にしているとはいっても、やはり「たまに忘れそうになる」というのは、分かる気がします。

 

「記録に残らない」のは、「独自」のものだからである、すなわち、記録に残るようなものは、普遍的でそこら中にありふれた、独自性のない、面白みのないものであるという皮肉が込められている気がするのです…さすがにひねくれすぎた解釈だとは思いますが…(苦笑)

 

 

 

「県境越えたら君の街が見え」るというのは良いですね。川か何かを越えると、街並みが見えてくるという感じなのでしょうか。

そして、「細長い深呼吸をひとつ」という歌詞が、この曲の中で一番好きな歌詞です。緊張して、心拍数が上がって、とにかくドキドキしているときに、あえて深呼吸をすると、なんだか気管が細くなったような感じがしませんか。そういう独特の状態を、「細長い深呼吸」と表現しているのかなと思っていて、すごく的を射た表現であり、素敵な表現だと思っています。

 

つまり、主人公は、もうすぐ君に会えると思って、緊張しているのかなと思いました。そこで緊張をほぐすために深呼吸をしたのだとしたら、本当にかわいいものです。

 

 

 

 

地平の茜色が徐々に消えていく レール叩く闇のリズム

強く強く もう無いはずの力で強く

ギュギュッとしてる想像でひらけた

「地平の~ていく」とういことは、もうすっかり暗くなってきて、夜の時間帯になってきているということですね。夕暮れ時に電車に乗ると、車窓から見える地平線の夕焼けがだんだんと夜の暗闇に押しつぶされていくような感じが見えて、なんだか不思議な感じがしますよね。

 

こうして暗闇が広がってきた中で、「レール叩く」音、つまりガタンゴトンという音が響いているということだと思っています。歌詞をそのまま受け取るならば、「闇」が「レール」を「叩く」ということなのでしょうか。

 

 

 

「もう無いはずの力」とは一体どういうことなのでしょうか。個人的な考えとしては、色々挫折を経験して、自分としては力尽きたということを表していると思っています。主人公としては、自分にはもう何にも挑戦する力はない、残っていないと考えているのだと思います。

けれども、「強い」「ギュギュッとしてる想像」を抱いていたら、本来は「もう無いはずの力」で何か希望的なものが拓けたのだと思いました。"はず"というのは主人公の主観的な想定(どちらかといえば悲観的)で、結果としては、「想像」によって何かをひらくことに成功したということではないでしょうか。

 

「ひらけた」のは、一体なんでしょうね。ここがひらがなになっているので、どうも想像がつかないのですが、きっと希望的なもの、つまりチャンスとか将来とかなんだろうと思っています。

 

 

 

余談ですが、「もどかしい加速を知る」と「レール叩く闇のリズム」の後に、シンセのまっすぐなピューピューみたいな音が入りますが、この音が、私には電車のインバータの音に聞こえてきます。物理とかがよくわからないので、詳しい説明は検索していただきたいのですが、超初心者鉄道ファンの私からは、電車の駆動音と申し上げるにとどめておきます。

 

その音は、非常に独特なもの(発車時に聞こえる、プーンとかピューンとかいう音)であり、聴くだけで楽しい音です。

『快速』での、この2か所のシンセの音が、いわゆる墜落インバータの音に似ていると感じています。(もちろん異論はあると思いますが…)これは、JR東日本E231系に代表されるもののようです。

 

ちなみに、私が一番好きなインバータ駆動音は、209系の三菱GTO-VVVFのものです。あの独特な甲高い音、しかもふわっとしつつ、THE機械みたいな音で、何回聴いても飽きません。

 

 

『快速』にはところどころシンセの音が入ってきますが、それが曲全体の良いアクセントになっているなと感じます。曲全体を通して、力強く野太い音が響いているので、シンセが繊細さをうまく付け加えている感じがしますね。

 

 

 

 

身の程知らずの 憧ればっか抱いて

しばらく隠れていた心

吊り革揺れてる ナゾのポジティビティで

迎え入れてもらえるかな

「身の程~いた心」のところは、すごく共感できるなと感じています。やはり主人公は、色々な挫折を経験しているために、自己肯定感が低くなっていると感じられます。だからこそ、主人公は色んな「憧れ」を抱くたびに、これは身の丈に合わない、ちょっと無理のある憧れだなぁと感じて、臆病になっているのだと思いました。心が「しばらく隠れていた」んですもんね。

 

 

それでも、「吊り革揺れてる」様子が、主人公の「ナゾのポジティビティ」(=自己肯定的な心の状態)を呼び起こす要素になって、少し明るい気持ちになったようです。吊り革が揺れている様子が、なんだか楽しそうに見えたのでしょうか。

いずれにせよ、そういった様子をみて、主人公は自己肯定的な心の状態で、相手に「迎え入れてもらえるかな」と期待したようですね。

やはり「ポジティビティ」という言葉が出てきているからこそ、「しばらく隠れていた心」というのは、自己否定的な心の状態を表しているのだと思います。

 

 

 

 

 

無数の営みのライトが瞬き もどかしい加速を知る

速く速く 流線形のあいつより速く

草原のインパラみたいに速く

すすけてる森の向こうまで 向こうまで

最後の部分にまた、冒頭のフレーズが出てきました。これまではマイナスな、ネガティブな状態で「流線形のあいつより速く」と思っていたけれど、吊り革~の部分を経ることで、ポジティブな状態で「流線形のあいつより速く」と思っている、という対比になっている、つまり同じことを思っているにしても、主人公の心の状態が変わった、ということを表しているのかなと思いました。

 

 

「草原のインパラ」とはなんぞや、と最初は思ってしまいましたが、これは草食動物で肉食獣に獲物になりやすい動物のようです。しかし、彼らから逃げ切れるほどの足の速さはあるそうです。チーターに追いかけられても、逃げ切ることもできるようです。

 

そんなに「流線形のあいつより速く」と言うくらいですから、チーターみたいに速く、でもよかった気がするのですが、インパラだそうです。きっと、主人公は、肉食系ではないし、逃げ足も速いタイプの人ということを表そうとしているのでしょうね。

 

 

 

最後、「向こうまで」が2回繰り返されますが、これによって、ただ「すすけてる森」の向こうへと通り抜けていくだけではなく、その先、さらに先へと行こうとしているという心意気が伝わってきます。

 

 

・・・・・・

 

 

途中、長々と生半可な鉄道知識を織り込んでしまってごめんなさい。(そこまで詳しくないので、記事に織り込むかどうか迷ったのですが、やはり感じていることは書かないと気が済まなくて、書いてしまいました。)

 

 

 
世の中には様々な、鉄道を連想させる曲がありますが、個人的に『 快速』はダントツに鉄道にぴったりな曲だと思います。もちろんス ピッツファンだから、というのもあります!

 

 

曲調が、鉄道に乗っているときに聞こえる音のイメージとぴったりなんです。

途中で流れてくる真っ直ぐな、ピューというようなシンセの音は、鉄道の駆動音と似ている気がしますし、間奏のダダダダ って感じも、電車が最高速度で区間を走行しているときのモーター 音に似ている気がしますし、 Aメロのシンプルなギターのバッキングも、電車が走行していると きの音に感じられますし・・・歌詞にも、鉄道を連想させるような ワードが入っていて、やはり鉄道らしい曲だと感じます。

 

 

さて、「流線形のあいつ」とは、一体何なのでしょうね。


まず、鉄道車両だとする説がありますよね。以前本ブログでも取りあげたように、新幹線とか、特急列車とか、流線形のフォルムの車 輌はいくつかあります。ただ、「流線形のあいつより速く」 と言っているのですから、主人公が乗っている車輌と併走している 流線形車輌なんだと思います。 


次に、自分自身のライバルだとする説もあると思います。この曲に は、鉄道的な要素と、主人公の心情(ネガティブからポジティブへ の心情変化、緊張しているなど)の要素が含まれていますから、「流線形のあいつ」をただ無機質な鉄道車両ととるのではなく、自分 自身と同じ夢に向かって日々邁進していて、かつ自分よりも少し先 へ行っているライバルと捉えてみるのも良いかなと思いました。

自分のライバルよりも、自分はまだ劣っているから、 少し臆病になったり、そいつよりももっと前へ進みたいと思ったり 、そいつよりも速く、そして先に目指すべき場所(=「 すすけてる森」)へ行きたいと願ったりと、夢へ向かって頑張る人の曲にも聞こえてきませんか。
いずれにせよ、自分よりも先へ行くなにかを指しているのには間違 いなさそうです。

 

 

 

私はこの曲が、とにかく好きです!何回聴いても、『また聴きたい !』と思うような曲です。聴いているだけで軽やかな気持ちになる とともに、鉄道に乗っているような気持ちにもなって、 凄いなと思います。名曲ですね。

 


鉄道会社の旅行キャンペーンのCM曲にもぴったりなんじゃないかなぁと思っています。その際は、「無数の営みの~向こうまで」の 部分を使ったら良いと思っています。