わんわん電鉄

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【感動の最終回!5月17日】藤巻亮太 インスタライブ

藤巻さんが第5弾となるインスタライブを開催してくださいました !

前日となる土曜日に、第5弾のインスタライブが配信されるとい うお知らせを受けて、ヤッター!という気持ちでいっぱいでした。 すっごく楽しみにしていました!

 


今回のセトリはこちらです!

1 五月雨
2 花鳥風月
3 怪獣のバラード
4 大地の歌
5 太陽の下
6 雨上がり
7 Message


なんと7曲も演奏してくださったんです!!

そもそも5回もインスタライブを開催してくださったこと自体、凄すぎるんですが、その うえ今回のライブで7曲も披露してくださるなんて、藤巻さん、 太っ腹すぎます!!

本当にありがとうございます!

 

 


背景の写真が、スペインのもので、メッシって小さく書いてあるということ、サッカーしたいな~ということをお話していました。

 


そして、1曲目の『五月雨』、本当にかっこよかったです。原曲、 ライブバージョンともに、歪んだギターが特徴的なロックな曲なん ですが、アコギだと(特にサビでは)爽やかな、雨の後に通り抜けていく涼しい風のような雰囲気の曲になっていました。


Bメロのギターの、ジャンジャン・・・と切り刻むような感じでコ ードが切り替わるところが、個人的にすごく好みです。あの独特なかっこよさのあるイントロでは、原曲よりも、一つ一つの音の輪郭がはっきりと聞こえて、とても良かったです。雨粒がボタボタと 落ちてくる様子を想像していました。

 

これまでとは違った表情の『五月雨』を聴くことが出来て、とても 嬉しかったです。

 

 


藤巻さんは、最近はスーパーに行くこと、また今日は何を食べるか 、作るかについて考えることが楽しいと仰っていました。また、生 産者がいるからこそ、今の生活が成り立っているということも仰っていたと思います。


本当にその通りだと思いました。こんな状況下でも、一定の日常生活をすることが出来るのも、これまで通りの生産、物流等を支えてく れている方々がいるからですよね。私達の生活を支えてくれている方々に感謝です。

 


このようなお話の後で聴く『花鳥風月』は、ますます、これまでの 日常を愛おしく思わせてくれるとともに、何もない日常こそが幸せ であるということを身に染みて感じさせてくれました。

 


この曲の演奏を聴くのは、私にとっては久しぶりです。初めて聴いたのが、ドラマのエンディングの際で、それからもう10年も経つ んですね。

 


イントロのメロディーの、乾いたギターの音に温かみがあって、心地よかったです。曲全体も、アコギ一本ですから、原曲よりもシン プルで、だからこそより一層温かみがあると言いますか、ふわっとした心地よい春風に包まれているような気分になれる感じでした。
Cメロの高音部分「冬の寒さ~」のところでは、原曲では高音で歌 われていますが、今回は低めで歌われていました。 ちらのバージョンもいいですね!

 

 


そして、藤巻さんは髪の毛を少しセルフカットしたそうです。前回のインスタライブの、少し長めの、デコだしの前髪左右分け(毛先 はくるっ)の髪型もすごく好きだったんですが、今回の髪型も、 藤巻さんらしくて好きです。

 

 

こんな時期だからこそ、普段聴かなかったり、見逃してしまったりしていた音楽やライブ映像を聴くそうです。友達と情報共有すると いうお話も良かったですね。

 


このお話の下りから、「怪獣」という言葉が出てきたものですから 、私は『まさか・・・久しぶりの・・・『MONSTER』かな! ?』と思ったのですが、まさかまさかの合唱曲である『怪獣のバラード』でした!

 

 

藤巻さんの歌う『怪獣のバラード』は、もはや合唱曲という感じではなく、藤巻さんの新曲という感じでした。

藤巻さんは、『カワイイ曲ですね』と仰っていましたが、私からすれば、曲も可愛いけれ ど、終始笑顔で楽しそうに合唱曲『怪獣のバラード』 を歌う藤巻さんが、とにかく可愛いという感じです(笑)


合唱曲は独特なので、自分が歌った曲以外はあまり聴かない(小学生向けの歌は尚更)のですが、今回の藤巻さんの演奏を聴いて、合 唱曲の中にもコード進行やメロディーが、おしゃれだったりカッコ よかったりする曲もあるんだということを知りました。

『怪獣のバラード』は、Bメロ~サビがポップでかわいらしく、また耳心地の良いメロディーが続いていて良いですね!

 

 


去年は被災地を巡って、現地の方々にインタビューをして、生き様が大事だということを学んだ、という旨のことを仰っていました。 そして作られた曲が、『大地の歌』だそうです。

 

 

曲の冒頭から最後まで、全体を通して重みがある曲です。実は、私はこの曲の歌詞は藤巻さんのインスタの投稿にあったので知っては いたものの、曲とその雰囲気までもは知らなかったため、実質的には初聴きなのですが、本当に驚きました。

 


ギターの音に、重厚感があって、自然に対する無力感(災害を起こさないようにすること、地震をなくすことなど、人間が自然に対し て何かすることはできないということ。)すら感じる曲でした。 そしてなにより、歌詞も一つの哲学のようで、 蒙が啓かれるような感じです。

 

 

人の道理の届かぬ果てで
大地の摂理はあるがまま

この歌詞は秀逸ですね。あくまでも個人的な解釈ではありますが、 人間の立場からすれば「こうなってはいけない、ああなってはいけ ない」と危惧すること、土砂災害や地震津波が起こらないで欲しいという願いがあります。しかし、自然はそんな人間の意図や願い を気にすることなく、動き出す(プレートの歪みを直したり、 それによって波を起こしたりなど。)ということを言っているのかなと思いました。

 

 

 

人は畏怖しつつ穢し求める
大地は与えて奪って沈黙す

人は、自然災害がいつ起こるか分からないから不安になりつつも、 人間生活を営む上で自然環境を汚染しつつあり、また自然から、命を つなぐのに必要なものを求めるということですよね。また、 それに対して、自然は人間に命のための恵みを与えてくれるけれども、あっという間に人間の命を奪い、そしてそのことについては何も語ることはないということを表現しているのだと思いました。

 

いずれにせよ、人間と自然は切っても切れない関係にあって、自然は突如として人の命を奪い、人々はそれに怯えながらもここで生き ていくということが強く伝わる曲です。

 

 

敬い崇めて時には恨んで
それでもここでしか
生きられやしない

という歌詞は、まさに被災地に今も住まわれている方々のことを歌っているのだと思いましたし、これには心を打たれました。

 

 

重い曲調に、難しめの言葉が使われていることで、ますます曲に重みが出ていると感じます。被災地を訪れて、正面から向き合い、考 えてきた藤巻さんだからこそ書ける曲だと思います。

 

 

 


『太陽の下』は、しっとりとしていて、かつあたたかな太陽の光に包まれているような曲調になっていました。そして何と言っても、 おしゃれ感が増して、よりさっぱりと、大人っぽい曲になっていました!

サビのギターのストロークが、本当に流れるような感じで、心地よかったです。


曲の最後の方で、歌詞が怪しくなった藤巻さんが、少しニコッとなさるのが、個人的にツボでした。

 

 


こういう時期で、ストレスがたまってギスギスしがちだけれど、相手を攻撃するのではなく、お互いに「頑張ってるね!」とたたえ合 うような感じで、認め合うことがが大事という趣旨のことを仰っていたと思います。


藤巻さんのこういったお話は、身に染みますね。自粛警察のように 、自分の正義感を一方的に相手に押し付けて攻撃するのではなく、 コロナ感染収束という共通の目標に向かって一緒に頑張るということが大事ですよね。

 

 


今回のインスタライブで演奏してくださった『雨上がり』が本当に 、すっごく、めちゃくちゃカッコよかったです!

小学生並みの感想 で申し訳ないですが、本当にカッコよすぎて、しびれました!

 


イントロから猛烈なかっこよさなんです!あのイントロも、少しアレンジの加わったところ(イントロで、コードがザクザクと切り替わる感じのところ)も、Cメロのジャカジャカとかき鳴らされるところも素晴らしくて、最高です。

 

緩急の付き方が凄くて、盛り上がらずにはいられませんし、『雨上がり』という曲の良さが最高に発揮されていたように思います 。


とにかくウワーっと、ジャカジャカと弾かれる演奏も最高でしたし 、なにより藤巻さんのギターを演奏する手元をじっくりと見ること ができて、とても興奮しました。手元をじっくり拝見できるからこそ、その演奏が難しいものであること、またその難しい演奏でもさ らっと弾けてしまう藤巻さんのギター演奏力の高さを身に染みて感じることが出来ました。

 

 

正直なところ、これまで聴いた『雨上がり』の中でも、1,2を争うほど興奮した演奏でした!原曲の『雨上がり』に一目惚れしたときの感情を鮮明に思い出しました。


これまでのレミオのライブ映像では、シンセが割と強く入っていて 、間奏部分ではピューンとかヒューンとかいった音が入っていたよ うに記憶しているのですが、私の勝手な本音を申し上げますと、今日の藤巻さんの演奏の方が好きです。

シンセが入っているバージョン も、ポップになって良いとは思うのですが、やはり純粋な、骨太ロックな『雨上がり』の方が、私は好きです。

 

 


最後に演奏された曲が、『Message』でした。藤巻さんの優しい気持ちが伝わってくる、あたたかな曲で、何度聴いても素晴ら しいなと感じます。


これまでもインスタライブの最後の曲として演奏されてきて、毎回 幸せな気持ちで聴いていました。しかし、今回の『Message』は、本当のエンディング曲、お別れの曲という感じがして、寂しい気持ちでいっぱいになってしまいました。

 

 

しっとりと滑らかで、 心に寄り添ってくれる曲だからこそ、なんだか本当に「 元気で過ごそうね また会う日まで ほら」という歌詞を聴いて、少しうるっときてしまいました。

毎回 のインスタライブがすごく楽しみだったということ、藤巻さんに元気を貰っていたことを身に染みて感じました。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

ということで、今回のインスタライブが最終回でした。

 


最終回・・・寂しさもありますが、そもそも「無料」でライブを聴かせて貰うこと自体申し訳なかったですし(対価を払いたい!)、藤巻さんの善意に甘えすぎてしまっていたところもありますし・・・それが良いと思います!

 

 

これまで5回にわたって、素晴らしい時間を私達にくださったこと 、心から感謝しています。

藤巻さん、 本当にありがとうございました!

 

 


そして、新しい企画も構想中だということで、楽しみですね!DVDのようなクオリティの高いライブを見てほしい、というようなこ とを仰っていたと思うのですが、すごく良いと思います!

もし配信形式のライブだとしたら、どこにいたとしても、カメラと同じ目線でライブを見ることが出来るので良いなと思っています。

 

 


新しい形式のライブ(新しい企画)を行うことについて、お金がかかってしまうかもしれないということについて、申し訳なさそうに お話しする藤巻さんは、本当に謙虚な方ですね。

そして、 最終回だからと言うことで、曲を多めに演奏してくださるというところからも、藤巻さんの律儀なところが感じられます。


こんなにもファンに対して律儀で、謙虚なアーティストは、なかなかいませんよね。藤巻さんのそういうところが本当に好きです。

 

 

またお会いできる日が楽しみですね!

 

 

・・・・・・

 

 

全5回のインスタライブを通じて、私が感じたことは、
・藤巻さんがめちゃくちゃ可愛い
・声が以前にもまして、甘くて艶っぽくて素敵
・藤巻さんはギターがめちゃくちゃお上手
・ファンに対して思いやりがあって優しい(たまに見せる、ちょい Sっぽい言動にも萌える)
・藤巻さんのお話には、哲学的な深遠さがある
・曲が終わった後の「イェイ」とか、ニコッとしたりする姿が可愛い
・笑顔がとにかく可愛い

レミオロメンの曲の、また違った表情を見ることが出来て、新たな魅力を発見できた
ということです。

 

これまで何年もの間、曲とライブDVDしか聴い てこなかった人間なのですが、このインスタライブを通じて、藤巻さんのことを以前よりも知ることが出来ましたし、新たな魅力に気づかされました。

また、それに伴って、ますます藤巻さんのファンになりました!

 

 


おうちでゆるっと配信というシチュエーションも好きでしたし、テ レビではあまり演奏されなそうなレミオの曲が聴けて、本当に最高 の時間でした。
是非、有料制で、またおうちからのライブが聴けたらいいなと思っ ています。

 


繰り返しにはなってしまいますが・・・
藤巻さん、本当にありがとうございました!!