こんにちは。わんわん電鉄です。
今回は、『THE GREAT JAMBOREE 2014 "FESTIVARENA"日本武道館』(通常版)の感想をただ述べてみたいと思います。
THE GREAT JAMBOREE 2014“FESTIVARENA”日本武道館【Blu-ray】
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2016/01/01
- メディア: Blu-ray
このDVDについて、正直に言うと、最高。この2文字です。
メンバー1人1人がすごく楽しそうで、時間も場所も超えて、そのライブ会場の熱気がそのま伝わってくるようです。とりわけ『野生のポルカ』で、楽しそうに跳ねながらベースを弾く田村さんが本当に可愛くて、ニヤケが止まりませんでした。また、曲の途中で崎山さんがニコッとカメラに向かってほほ笑むのもすごくいいですよね!
なぜだかわかりませんが、これまでのDVD(とりわけ『とげまる20102011』よりも、メンバーが楽しそうだし、曲の盛り上がり方もこちらのほうがすごい感じがしてしまうんですよね。(『とげまる20102011』については、比較的落ち着いた曲が多かったのもあるかもしれません。)
アンコール前の5曲くらい?は、テレビの前にいる私が息切れしそうになるくらい、勢いがすごくて、しかもその勢いがずーっと続くものですから、これはすごい。100M走の感じで持久走をしているような感じがしました。
なにより、マサムネさんが曲に頻繁に曲に合わせて体を揺らしたり、膝を曲げてかっこいい姿でギターを弾いたり(なんと表現したらよいのでしょうか)する姿が、とにかく好きです。直立でギターを弾いている姿より、いわゆる「ロックだぜ!」みたいなポーズでギターを弾いている姿のほうが、個人的には好きなので、ドキがムネムネしました。いやぁ~ほんとにかっこいい…。(心の声ダダ漏れ)
曲にノッて、体を揺らして歌っている姿もすごくかわいくて、かっこよくて、そして…(略)、もうダメです。胸がいっぱいです。この気持ちはきっと、スピッツファンの方には分かっていただける気がします。心の栄養ですね…ああ本当にかっこいいです…。(少し変態じみた書き方でごめんなさい)
MCも、このDVDにはしっかりと収録されていましたね。個人的には、MCはなくても良くて、もし入っていたらありがたいな、くらいのスタンスでいますが、やはりMCが入っていると嬉しいものですね。
テツヤさんのお風呂漫画ネタ(?)は、すごく面白かったですね!あと、マサムネさんの虫取り網の話も面白かったです。バンドの初期って、色々と試行錯誤をするもんなんだなぁと思いました。そういえば、昔のスピッツのライブでは、マサムネさんがガムを噛んで歌を歌っていた、なんて話もありましたよね(笑)
そして、メンバーがみんなかっこよすぎますね。当時は、47歳前後でしょうか。47歳ってあんなに若々しいの!?と驚きました。女性で言えば、美魔女ですね。
田村さんは、あんなに動きまわれるなんてすごいなぁ!と思いました。
そんなに若々しいのにも関わらず、MCではおじさんネタが入ってきて、めちゃくちゃ笑いました。トイレが近いとか、階段を使うようにする、とか、そういった話はよくわかるので、共感してしまいます。これでスピッツの好感度は爆上がりだと思います。
さらに、マサムネさんの声が、とにかく好きです!一応私は、ジャンボリーデラックス、放浪隼純情双六、とげまる20102011と、この映像を持っているんですが、その中で一番好きな声です(もちろんどの声も好きなので、優劣をつけたくないのですが、とりわけ胸に刺さったのはこの声でした。)
少年っぽさもありつつ、磨き上げられた美しい声、そして芯がしっかりあるのにやわらかい声で、とにかく耳心地が良くて好きです。
『フェイクファー』は、CD音源とはまた違った雰囲気で、さらに切なさが増していて、何度聴いても胸が締め付けられます。
このDVDの見どころは全部!なんですが、特に私が推したい曲は、『フェイクファー』ですね。原曲の方もすごく好きなんですが、ライブバージョンを聴いてますます惚れました。しっとり感アップ、滑らかさアップ、切なさアップ、という感じですね!(食品の改良パッケージの広告みたいになってしまった)
このDVDを観ていて一番うれしかったことがあります。それは、MCのときにテレビの音量を上げなくても、MCが聞き取りやすい音量になったということです!もともとの音源の音量があがったということなのでしょうね。こういう細やかな気遣いが、すごくありがたいんですよね~。
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この"FESTIVARENA”には、私は実際に参加はしていませんし、当時はほかのバンドの追っかけをしていたので、スピッツファンではありませんでした。しかし、このライブの存在は、当時からずっと知っていました。
ROCKIN'ON JAPAN 2014年10月号を購入して読んだときに、スピッツのライブレポが載っていて、「おぉこんなライブがあったのか~」と思いました。そして、そのライブレポのタイトルがあまりに衝撃的だったので、ずっと覚えていました(笑)
(確か、「スピッツ、ついに武道館と愛し合う」みたいな感じだったと思います。曖昧ですみません。でも、少しエッチな雰囲気も含んだ言い方だったので、すごく驚いたんですよね。まして、そのレポの中では、FESTIVARENAのステージのセット(花火のような、扇風機のような)が、おっぱいに見えてしまった、みたいなことが書いてありました。当時の私は、「え!?そんな露骨に!?」とますます驚きました。)
だから、6年の時を経て、答え合わせをするような感じで、今DVDを観ています。6年前は、セットリストを見ても全く分からない曲ばかりだったけれど、今となってはどの曲も大好きな曲になっていて、なんだか感慨深いです。
この武道館でのライブのあった年は、2014年で、バンド結成から27年が経つということをMCでマサムネさんが仰っていました。27年も同じメンバーで、活動休止をすることもなく、解散もなく、4人で活動しているということは、本当にすごいことだなと思いました。MCで、テツヤさんが、いつも4人だったね、みたいなことを仰っていて、うるっときてしまいました。
私が知らないことも多々あると思うんですが、スピッツは、4人でこれまでず~っと仲良く活動なさっていて、すごいし、なによりすごく羨ましいなと思いました。
私自身、学生時代はバンドに憧れていて、バンドを組みたい!と思い、いろんな人に声をかけてみましたが、拒絶されたことしかなく、結果あきらめざるを得ませんでした。今はもう、その失敗の経験からバンドを組みたいという志は、折れて無くなってしまいました。(年も年ですし笑)だからこそ、スピッツのような長寿バンドがとにかく羨ましくて、時々胸がきゅうと苦しくなります。
ある意味武道館でライブをすることは、バンドのゴールの1種だと思います。スピッツにとって、その武道館ライブがゴールであったかどうかは分かりませんが、少なくとも27年間同じメンバーで、活動休止することなくバンド活動を続けてきたことの証明という意味を持っていると思います。
本当にスピッツって、すごいなぁ…と感動するばかりです。
これまでずっと活動してきてくれて、ファンに曲を届けてくれてありがとう、そう伝えたくなります。
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ということで、だらだらとDVDの感想(というより心の声)を述べてみました。
とにかくこのDVDはすごいです!収録曲も素晴らしいし、MCもたっぷり入っていますし、映像もきれいですし、演奏も素晴らしいですし、どこをとっても素晴らしいです!私は自信をもって、この映像作品を激推しします!!