わんわん電鉄

好きな音楽は、鉄道の路線網のように広がっていくものだと思う

藤巻亮太、学習院大学「第51回桜凜祭」へ出演!

11月3日(火)、藤巻さんが、学習院大学の文化祭である「第51回桜凜祭」に出演なさいました!

オンラインで配信、かつ、無料で誰でも視聴できるとのことで、なんとも太っ腹な企画でした…!(学習院大の関係者以外も視聴できるなんて…本当にありがたかったです。学習院大さん、ありがとうございました!)

 

 

私にとっては、9月3日の有料配信ライブ以来の藤巻さんのライブでした!

今回は弾き語りとのことだったので、しっとりとした曲が聴けるのかなぁなんて想像しながら、当日を楽しみにしていました!

 

今回のセトリはこちらです。

1 日日是好日

2 スタンドバイミー

3 粉雪

4 3月9日

 

弾き語りでの『日日是好日』、いいですよね。

「こんな日々だからこそ…」といったフリがあったかと思うのですが、本当にその通りだなと思いました。コロナ禍だからこそなのか、この曲のテーマが心に強く響いてきます。

思い出をドーピングしても

心は痩せ細っていく

この歌詞は、コロナ前のように思ったように活動できない(たとえば、自粛期間中)ときに、何度も心に浮かんだフレーズです。藤巻さんの作る詞って、ほんと天才的ですよね。 

 

冒頭での音源トラブル?も、普段のライブ(とは言っても、行ったことないし、ライブDVDだけですが…苦笑)ではあまり見られない光景なのかなと思いました。

 

 

 

 

そして、実行委員の方からリクエストであるという『スタンドバイミー』。これにはとても驚きました!!ナイス選曲だと思います!

春先から藤巻さんのインスタライブや、2回の配信ライブでも、アコギ一本で演奏されていない(=弾き語り)曲だと思うのですが、これにはもう大興奮でした。あのストリングス&ギター、ロック色の強いこの曲は、いかにして弾き語られるのかということがワクワクでした。

 

イントロはジャジャジャ…と、その中から原曲のメロディーが聞こえてきます!『五月雨』のときと似たような感動を覚えました!

サビでのギターも重厚感もありつつキレッキレで、めちゃくちゃ良かったですね!「僕らはぁ~」の歌声も滑らかで、綺麗だなぁと思いました。

 

なにより、Cメロがすごすぎて、鳥肌が立ちました。Cメロに入る前の、少し暗い部分がアコギだと、原曲よりもよりうねる感じに聞こえて、ゾクゾクっとしました。(あくまでも個人的な感想です)

そして、芯のある伸びの良い裏声も最高でしたね。「空にYeah!光にYeah!」の部分の歌い方も本当に好きです。「青い星を行け」の伸びと声量、勢いもすごかったですね!

 

個人的には、ラストサビに行く前の切り替わりが、原曲だとバイオリン?の音で演奏されていますが、今回はギターが歯切れ良く、ジャッ、ジャッと切れていて、「こんな風に演奏されるんだ!」と感動しました。

 

 

 

 

 

この2曲の演奏の後は、質問&お悩み相談コーナーでした。

一応メモできた範囲で、ざっくり記していこうと思います。(聴き間違いがあったらごめんなさい)

 

~質問タイム~

①学生時代の1番の思い出は何ですか。

大学には、やりたいことが決まっていて、それをやるために入る人と、やりたいことを見つけるために入る人がいるけれど、藤巻さんは後者だった。

本当は建築士になりたかったけれど、建築科に受からず、土木科に進学した。浪人する勇気もなかったこと、それゆえに劣等感があったこと。

けれども、バンドをやって1曲できたときに、変わった。音楽には肯定する力があるんだということ。それ以来のめり込んでいたことといった。

在学中の音楽活動はパッとしなかったけれど、就活をしないでいた。それゆえに、周りの人と話が合わなくて孤独になったけれど、それはそれで思い出。

 

 

 

②自粛期間中は何をして過ごされていましたか。

料理。週に数回、スーパーに行くことが楽しみだった。パスタ系や、手間のかかるローストビーフなどを作った。

 

 

③カラオケに行きますか?行ったら何を歌いますか?ご自身の曲を歌うことはありますか?

飲みに行ったテンションで行くことはあるけれど、最近は全然行けていない。

ヒトカラはレベル高い→友達と行く。ちなみに、自分の曲は入れない。

高校、大学時代に聴いた曲を中心に、ユニコーンイエモンミスチルなどの曲を歌う。その中でも、ソロ活動を始めた歌手である奥田民生吉井和哉トータス松本などの曲は、ちょっと暗い曲が多いので、すごく染みる。自分が励まされる。(涙を流しながら…)

 

 

④歌声を上手く出すためにはどうしたらいいですか。

ストレッチのようなことをする。肩甲骨をほぐす(ゆるませる)とよい。

 

 

⑤喉のためにしている特別なケアはありますか?

鼻の奥が汚れるから、生理食塩水を用いた鼻うがいをする。(意外と染みないらしい!)喉のケアというよりかは、鼻のケアをしている。

 

 

⑥どんなときに曲を作りますか、また、どこで曲を作ることが多いですか。

テーマを見つけるのがなかなか大変。

10,20代は何者でもないからこそ、良さがある。何かを打破したい!というモチベーションで曲が作れる。

けれど、何者かになるとそうではない。何を作る?という問いが生まれる。

曲は自分の部屋でも、自然の中でも作る。

 

 

⑦最近ポチポチ?買ったものはありますか。

空気清浄機のフィルター。

ドラマ『チェルノブイリ』。これは骨のあるドラマで、お勧め。

 

 

~お悩み相談タイム~

①緊張しないで話せるようになりたいです。

レミオ時代はMCで緊張して、恥ずかしかった。ソロになったからこそ、一生懸命話すようになったというところもある。場数も大事。

イチローの名言にならって、緊張とともにあるしかないということ、緊張をどうにかしようとしないで、緊張しているということを受け入れるようにすることが大事。

(水面の波紋の例を出して説明してくださいました。)

 

 

②恋人ができません!

似た感じの人に出会いやすいでのはないかということ。恋人も鏡のようなモノ。出会おう出会おうとしても、△。自分磨きも大事。

 

 

③早起きができるようになりたい!

藤巻さん自身は、割とちゃんと起きる方。

学生の時は朝まで漫喫にいるなどして遅刻して、怒られたことがある。

立場ができてくると早起きするようになるのではないか。また、目覚ましを大量に設置するのも良さそう。

 

 

 

一連のトークが終わった後の、

学生さん「盛り上がってください!」

藤巻さん「次バラードなんです!」

は、さすがに笑いました。学園祭ならではの掛け合いなんだろうと思います。

 

 

 

 

"40にして惑わず"とは言うけれど、問い続けることが大事だということや、色んな岐路や、色んな感情を経験するけれど、それも最終的には自分のものになるといったことを仰っていました。

 

そして、この『粉雪』は、社会人になって大きな岐路にあったときにできた曲だそうです。

アコギ1本での『粉雪』、いいですよね。Aメロは普段よりも少し暗ったく聞こえたのですが、だからこそなのか、サビとの緩急がすごくて、またまた鳥肌が立ちました。声の伸びがすごく良いですね!会場に人があまりいないからなのか、ほわわわと広がる感じがして、耳心地が最高でした。

 

 

 

そして、18時45分が来たので、「終わりかな?」と思っていたら、なんとラストに『3月9日』を歌ってくださいました。やはり藤巻さんは太っ腹ですよね…さすがです。いつもありがとうございます!

 

 

この曲は、幼なじみの結婚式のために作られたこと、「曲」をプレゼントするからこそ、変な曲にならないようにと気をつけたこと、男性から見ても女性から見ても自分にあてはまると思ってもらえるように「私」という言葉を使ったということを仰ってました。

今回は、イントロなしバージョン?の『3月9日』でした。やっぱりいつ聴いても名曲だなと思います。個人的には、

昼前の空の白い月は

なんだかきれいで 見とれました

の部分を、ギターの音なしで歌っていたこと、そしてそれがなんとも美しかったことが特に印象的でした。確かその部分ではカメラは、藤巻さんをアップで移していたと思うのですが、そこを歌う藤巻さんの顔がとろ~んとしていて(着眼点がキモくてすみません!)、見ているこちら側もうっとり…してしまいました。(しっとりと歌う藤巻さんの姿と、その歌声にうっとり…)

 

これまでライブDVDで観ていた『3月9日』は、みんなで合唱&ニコニコ楽しそうにという感じだったので(前回の有料ライブも、バンドでジャーンという感じだった思います)、こんなにも静かな雰囲気で歌われる『3月9日』は久しぶりな感じがします。

 

 

 

藤巻さんの演奏、そして学園祭ならではの楽しいMCが、本当に楽しかったです!

オンラインだからこそ参加できたライブだと感じています。

藤巻さん、学習院大学の方々、本当にありがとうございました!!

 

Twitterより

 

 

・・・・・・

 

"学園祭での藤巻さんのライブ"は、初めて拝見しました。毎年どこかしらの大学でライブをやっていらっしゃることは知っていたのですが、なかなか行く機会がなく…。なので、今回の配信オンラインライブ(しかも外部者OK!!!)は、私にぴったりな形態でした。

 

 

配信ライブとなると必ず藤巻さんは、「心を鬼にしてやらないとですね!」とか、「観客の反応が分からないからつらい!」などと仰るので、やっぱり現場に行きたいな~とは思うのですが……早くコロナ収まってほしいですね泣

(画面越しであれ心は盛り上がってますよ!!と伝えたい!!)

 

 

ちなみに、ステージを観ていても反応をしてはいけない学祭実行委員に対して、「反応してはいけないからこそ、反応させたくなりますね~」といった趣旨のことを仰っていましたが、こういうちょっとSっぽい発言…たまりませんね…(変態)。

 

あと、質問・相談コーナーのときの、楽しそうで、ニコニコしていた(声も弾んでましたね♪)藤巻さんが可愛かったですね!