あっという間に大晦日がやってきましたね。
2019年7月の初めからブログを始めて、かれこれ6ヶ月経ったということになるんですね。
2019年も本当に残りわずかですが、皆様良いお年をお迎えください。
さて、今回は年末らしく、2019年に私がハマった曲3曲を(私の思い出話とともに)ご紹介したいと思います。
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①恋は夕暮れ/スピッツ
この曲にハマったのは、3月くらいでした。
この時期に『ジャンボリーデラックス』というスピッツの初期のライブ映像をまとめたラ イブDVDを購入したのをきっかけに、 この曲にどっぷりハマってしまいました。
冒頭から、 なんだか昔懐かしい感じがしていいなというのと、印象的な楽器の 音が耳に残って、本当に好きです。
歌詞も詩的でいいですよね。春の始まりに聴きたくなる、あたたかさのある曲だと思います。
この曲を聴くと思い出すのが、昔仲良くしていた人との楽しかった思い出です。その人とは、今は疎遠になってしまいましたが、 この曲をよく聴いていた頃に、本当に楽しさを感じていたということは、どうにも忘れられないなと思います。
②野ばら/コシミハル
この曲を知ったきっかけは、飴屋法水さん率いる“東京グランギニョル”という劇団の存在です。某動画サイトに、この劇団の“ マーキュロ”という作品の一部の映像があって、それを見たら、 あっという間にこの劇団の世界観に入り込み、惹かれてしまいました。
そして、調べていくうちに、飴屋法水さんが、この『野ばら』とい う曲のMVに出演していたということを知り、この曲を知りました 。
この曲は『野ばら』は、シューベルトの作曲した『野ばら』を基礎 にして作られていて、前半はドイツ語で、後半は日本語で歌われて います。
前半から後半へと移り変わるときに、突然ポップな感じになって、 ノリのいい「はい はいはい はい」というかけ声が入ってくるのですが、それがなんだか良いんですよね。これまで堅い伝統で守られていた曲を、テクノポップで 少しずつ崩していく感じが新鮮で、私はすごく好きです。
電子音がこれまた気持ちよく『野ばら』と融合していて、“ 新しい音楽”という感じがします。
このMVも凄く良いんですよね。飴屋法水さん(めちゃくちゃ美形)とコシミハルさんが仲良く戯れているかと思いきや、前半のおしまいには、二人が泥だらけになって横たわっています。(“死” を意味しているのか、少年少女時代の終わりを象徴しているのか・ ・・)
なんだか危なげな雰囲気がありますね。そして、そこからは少女の 走る後ろ姿が続いていき、曲の不穏な雰囲気も併せて、 ミステリアスな曲だと感じさせます。
MVの最後には、コシミハルさんが気持ちよさそうに『野ばら』を歌っている姿を見ることができます。見所満載なMVだと思うので 、是非ご覧ください。
この曲を聴いていた頃は、資格試験の勉強が微妙にうまくいってい なかったことに対する焦りや、突然の人間関係の変化が影響して、 私自身少し暗い気持ちになる日々が続いていて、辛さに打ちのめされていました。
東京グランギニョルは、いわゆる “アングラ系”という部類に入るようですが、アングラ系に引き込まれていったのは、私の精神状態が暗かったからという理由もある と思いました。
③山頂晴れて/平沢進
この曲を聴いていた頃も、やはり資格試験の勉強に打ち込んでいた 時期だったのですが、この時期は「どんどんやるぞー」 と前向きだったんですよね笑
この曲は、イントロから、壮大な山の景色が浮かぶほどに、広がり のある力強い曲調で始まります。勇ましいリズムに、ハリ・キレ・ 豊かさのある平沢さんの声が載って、大変美しい曲です。
この曲の中で、どこの平沢さんの声が好きかと問われたら、迷いなくココと答えます。
心は静かなり
ここの「は」の声と声の出し方がすごく好きなんです!
この曲の感想については、以前の記事にも記していますので、もし興味をもってくださった方がいましたら、読んでいただけると嬉し いです。
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以上3曲をご紹介しました。
本当に、音楽にはタイムマシーン機能というのがあって、その曲を聴くとその曲を聴いていた頃を鮮烈に思い出しますね。
今年聴いた音楽を振り返りながら、今年の思い出を振り返るというのも良いなと思いました。
さて、2019年も残り僅かとなりました。
皆様良いお年を!
2020年も、わんわん電鉄をよろしくお願いいたします!