忙しい日々に〔音楽〕という栄養
こんにちは、わんわん電鉄です。
こちらの記事は、以前公開したものに加筆訂正を行なったものです。実を申しますと、内容的にお蔵入りにしたのですが、その後、やはりそれでは勿体無かったかなと思いまして、その「お蔵入り部分」のみを取り除いて、もう一度記事を公開することにしました。
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。
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こんにちは、わんわん電鉄です。
それはそれはもう(個人的には)忙しい日々を送ってきました。未だかつてない忙しさ、そして、未だかつてない精神的な追い込まれ具合…自分がどうにかなってしまうのではないかと思いつつ、なんとかやりきりました。
まぁ…こんなに自分で自分をボロボロに使い果たしたにもかかわらず、結果とやらは全くついてこなかったんですけれどもね笑。完全に「無駄死に」でしたね。
とはいえ、自分はよく頑張ったなぁとも思いました。
このような辛さが続く日々には、いつも大好きな音楽を聴いていて、そのたびに、癒されたり、また頑張ろうと思えたり、さらには、今の、もがいている自分に意義を見出すきっかけを得たりしています。それゆえに、忙しい日々にこそ、音楽の本当の力を感じました。
前置きが長くなってしまいましたが、この記事では、私がこのような辛い時期に聴いて、なんだか元気がもらえたな、と感じた曲をいくつかご紹介したいと思います。
① 岡村靖幸「家庭教師」
今の私は、突然岡村ちゃんにハマりだしています笑 詳しくは、過去の記事をご覧頂けますと幸いに存じます。
私は「あの娘ぼくがロングシュート〜」や「だいすき」から岡村ちゃんに入った人間なので、この「家庭教師」を始めて聴いたときには、非常にショックを受けました・・・笑
えぇ!こんなエロい声(喘ぎ声みたいな吐息)をみんなに聴かせてしまって良いの!?こんなの、もはやプライベートの「公有化」じゃん!
第一印象がこれです笑
岡村さんのとてつもなくエッッッロい声が・・・最初は、ドキドキして聴いていたのですが、だんだんと当時の岡村さんが心配になってきて、笑えてきてしまったんですよね笑 一般的に、こんなにエロくて切ない声は、本当に親しい人にしか聴かせないですよね?だからこそ、CDとして収録して、広くいろんな人に聴かせてしまっていいの!?大丈夫!?彼女さんに怒られない!?(笑)なんて、気持ちになりました。
岡村さんがファンのみんなに愛される理由がよくわかりました笑。それは、岡村さんがファンのみんなを「愛している」からですね!
② SUPER EIGHT「がむしゃら行進曲」
この曲は、ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』の主題歌でした。私自身、このドラマをリアルタイムで観ていたキッズだったこともあり、当時からこの曲が大好きでした。サビのダンスが非常に好きでした。
つい先日、前々から気になっていた(といっても、随分時間が経ってしまいましたが…)「キミトミタイセカイ」のcdを購入したところ、カップリングとしてこちらの曲が収録されていることを知りました。本当に偶然でした。そして、これを聴いてみたところ、改めてこの曲の素晴らしさを感じました。
曲の冒頭のユニゾンが非常に美しく、何度聞いても鳥肌が立ちます。
また、本当にサビが良すぎるな・・・と思います。メロディーの流れの美しさはもちろんのこと、サビの歌詞に非常に勇気づけられます。
がむしゃらラララ進もう 答えはその先に・・・
みつからない事もあるさ それでも「一歩」先へ
今私が取り組んでいることこそ、がむしゃらにやってみてもなお、「答え」をつかめるとは限らないものであると感じています。以前の私は、このことに非常に無力感を感じていました。しかし、今では、今の取り組みが「答え」に繋がらないとしても、経験値を積み重ねるものとしてなんとか前に進みつつけようと思えるようになりました。その考えこそが、この曲の趣旨とマッチするものなのではないかと感じています。
結果が出なくても、「答え」が出なくても、苦しくても、とにかく前に進もうとしている人の背中を押してくれる曲だと感じます。
③ Every Little Thing「Graceful World」
この曲を知ったきっかけは、昔好きだった人(後にこっぴどくフラれた相手)が車中で聴いていたことでした。今となっては、私のカラオケのお気に入り曲です。未練たらたらですね〜。
広がりのある曲と持田さんの透明感あふれる伸びやかな歌声が非常に心地よく、何度聴いても癒やされます。
個人的にお気に入りの歌詞が
決して自分を 諦めないで
小さなことでも できることがある
とても 大切なこと
この箇所です。
今の私がなんとか前を向いて、未来を模索しようともがき続けられているのは、自分を諦めなくなったからかなと感じています。実際、一年前の私は、人生のどん底にいました。しかし、色々ときっかけがあり、「どうせまだ生きなきゃいけないのに、自分を諦めるのは、色々と無駄だな」と思えるようになり、今に至ります。目に見えるような成功でなくとも、小さなことを積み重ねていこう・・・と思えるようになりました。そんな私の気持ちにぴったりと合うような曲だと思い、よく聴いています。
④ 堂島孝平「青い果実」
なんとなくサブスクで聴いて、一瞬で「恋」に落ちて、レコチョクで即購入した曲です笑。
当時のキラキラ真っ盛りの時期の堂島さんの、やわらかくて甘いのに、勢いのある曲です。個人的には、Aメロから流れるように心地良いうえに、サビでさらに加速するような感じがたまらなく好きです。
夜は美しすぎる蜃気楼 振り向けば街並みはサイレンス
僕を待つ新しい季節へと走るのさ
いつも澄んだ心と真実を 喜びはこの手の中に
何もかも受けとめてしまおう 瞬きもしないままに
※歌詞情報がインターネット上にないため、聞き取ったものを記載しています。
素直でオープンな気持ちをもって、前に進んでいこうとする姿勢がステキだと感じます。
最近の動画で、堂島さんが「YESといってあげたい」と仰ったシーンがあったかと記憶しているのですが、この「青い果実」を書いた頃から、そのようにものごとを広い心で受け止める気持ちがあったのかなぁと思いました。
「いつも澄んだ心と真実を」という歌詞が特に好きです。無理矢理ポジティブな方向に気持ちを持っていこう、あるいは、ポジティブさを作り込んでいこうとするのではなく、むしろ、自然発生的な素直な気持ちをもち、どんと構えるという感じがするからです。堂島さんは、狡猾さのない、無邪気な・・・それこそ、「青い果実」のような瑞々しい気持ちにあふれているのだなと感じますし、私自身もこの曲のような気持ちでいたいと思います。
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以上、4曲をご紹介しました。
本当にギリギリのメンタルと体力から、「前向きな自分」を絞り出していた私にとって、これらの4曲は栄養剤のようなものでした。
まだまだ答えが得られたわけでも、結果が得られたわけでもないので、まだまだ頑張らなければいけません・・・頑張ります。